2021/10/09 (更新日:2021/10/09)
側弯症を改善するのに早期治療が重要な2つの理由
こんにちは!
側弯症改善LABの富田です。
今回は側彎症を改善するにあたって、早期に治療を開始するのがとても重要になる理由をお話していきます。
側弯症に限らず、どの病気でも基本的に早期に治療を開始することは大きなメリットがありますが、側弯症は特に早期治療が重要になる理由があります。
なぜなら
側弯症の進行リスクを導き出す計算式の中に「その時点でのコブ角」が含まれるからです。
これだけ聞くとあまりピンと来ないかもしれないので、どういうことか説明していきます。
あまり知られていませんが、側弯症はその後の進行リスクを統計的に予測するための計算式があります。
その計算式から導き出される数値を専用のチャートに照らし合わせるとおおよその進行確率がわかるようになっています。
そこで問題になるのがその計算式に含まれる「その時点でのコブ角」が大きければ大きいほど、その後の進行リスクも大きくなるようになっているということです。
放っておいてコブ角が増えてしまえば、その後の進行リスクもどんどん大きくなります。
現状、日本においては学校の検診や医療インフラが発達しているため、即手術が必要になるほど進行してから側弯症と診断されるケースはあまり多くはないと思います。
しかし、せっかく早期に発見できても「これ以上進行すると手術しかないね」と言われるだけで、それを避けるための保存療法は積極的に行われていません。
発見した時点で効果的な保存療法を行っていれば手術を避けられたケースは枚挙に暇がないでしょう。
出来ることなら手術は避けたいと思う方はとても多いと思います。
そのためには、なるべく早期に治療を開始することが一番の近道だと言えます。
今回もより詳しい解説は動画でお話していますので、是非ご覧になってください。
進行リスクに関してのご相談も個別に対応しておりますので、気になる方はLINEからでも受け付けております。
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