2021/10/11 (更新日:2021/10/13)

なぜ普通のストレッチでは側弯症は治らないのか?

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側弯症改善LABの富田です。

今回は「なぜ普通のストレッチでは側弯症は治らないのか?」についてお話していきます。

よくネットの記事やYOUTUBEなどで側弯症が治るストレッチや体操というものがありますが、実践してもなかなか効果を感じられないという方は多いと思います。

なぜ効果が感じられないのか?
やり方が悪いのか?
それとも努力や回数が足りないのか?

いろいろと考えてしまい、そうしているうちにカーブが進行してしまうのではないかと悩んでしまう方もいるかもしれません。

しかし、それはあなたに原因があるわけではありません。
ズバリ言ってしまうと

そもそも側弯症に対して一般的な筋肉を対象としたストレッチは意味がないのです

もっと詳しく説明すると、側弯症で悩まれている多くの方が分類される「構築性側弯症」には対象にすべき部分が違うのです。

側弯症の中で最も多い特発性側弯症など、一般的に側弯症と病院で診断されるものは「構築性側弯症」という分類になります。

簡単に説明すると、これは背骨自体に変形がみられ脊柱が曲がってしまう側弯症のことを指します。

反対に、背骨自体に変形がみられず脊柱が曲がってしまうものは「機能性側弯症」と呼びます。

これは背骨自体に問題はなく膝の病気や股関節の病気などで骨盤や体が傾いてしまい背骨が曲がってみえるのです。

ネットの記事や動画にあるストレッチなどで側弯症が治ったと言っているものは、そのほとんどがこの「機能性側弯症」であると考えられます。

では多くの方が悩んでしまう「構築性側弯症」に自分でできることは無いのでしょうか?

そこでDe-tethering(デ・テザリング)と呼ばれるテクニックがあります。
このテクニックは筋肉ではなく神経を対象としたストレッチです。

側弯症の方は脊柱がカーブする部分で脊柱の中を通る脊髄神経が髄膜という部分と癒着してしまうことがしばしばあります。

それが脊柱の不安定性を引き起こしよりカーブを悪化させてしまうのです。

その癒着を解きほぐすために、神経の走行を考慮し最も神経がストレッチされるように考案されたものがDe-tetheringテクニックです。

当院ではこのような自宅にいる時にも出来るケアの方法も運動療法と一緒にお伝えしています。

側弯症は通院している時ではなく、日常生活の過ごし方で予後に大きな差が出ます。

自分で出来る効果的なケアの方法を知ることは進行を抑えるためにも非常に有効な手段になります。

詳しくは動画でも解説していますので是非参考にしてみて下さい。

ご質問やご相談も受け付けていますので、遠慮なくお問い合わせください!(^^)!

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最後までお読みになってありがとうございます。

日本では側弯症の運動療法(手術に頼らない方法)は、浸透してなくて、せっかく早期に発見された側弯症でも手術以外に選択しがなくて悩まれてる方も多いと思います。

ただ、世界には側弯症の運動療法というのが存在して、それが確かな効果を発揮してます。

当院は、その施術を行う数少ない治療院です。

通われているとき以外にも日常生活の面でもサポートしていけることもあるので、お気軽にご相談ください。

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