2021/09/24 (更新日:2021/10/22)
【側弯症】科学的に最も効果があるストレッチ PART2
こんにちは!
側弯症改善LABの富田です。
今回は前回に引き続き側弯症に効果的なストレッチについてお話していきます。
前回にも少し触れたのですが、基本的に病院などで側弯症と診断を受けるものは構築性側弯症と言い、脊柱自体に変形を伴うためいわゆる一般的な筋肉を伸ばすようなストレッチにあまり効果は期待できません。
一方で側弯症という病気の特性上、背骨の中にある脊髄神経が脊柱のカーブのある部分で髄膜と接触してしまい、癒着を起こしてしまいます。これをTethered cord(テザートコード)と言います。
この神経が脊柱の中で癒着してしまう現象で、脊柱の不安定性が引き起こされ、よりカーブが悪化することに繋がってしまうのです。
詳しく説明すると、神経は何よりも引き延ばされるような刺激に弱く、背骨の中で癒着し、絡まってしまうと普段の身体の動きに偏りが出てしまうことがあり、その偏りが背骨や椎間板などに更なる荷重の不均衡を招き、背骨に左右非対称の成長をもたらして変形してしまうということも考えられるわけです。
なので、筋肉ではなく神経をターゲットにしたストレッチ、細かく言うと中枢神経にアプローチ出来るような方法でストレッチしてあげることは非常に効果的と言えます。
そこで紹介するのが、Ⅾe-tethering(デセサリング)というテクニックです。
その一部をまた動画で解説していますので是非ご覧になって、試してみて下さい!
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